「全国学力テスト」犬山市 校長全員が否定的との新聞記事

全国学力テスト:参加問題、犬山市教委と意見交換 校長会全員が否定的 /愛知
 犬山市教育委員会は10日、4月の全国学力テストへの参加問題について市立小中学校長会と意見交換した。14校すべての校長(1校は代理)が学力テストに否定的な見解を述べ、校長会の総意として「学力テスト参加は慎重に討議を」との要望書が提出された。市教委は過去2年、学力テストへの不参加を決めたが、教育現場の意向を直接聞いたのは初めてで、結論にどう影響するかが注目される。

 1月の定例教育委員会で、委員から「事務局が提出する資料は大半が学力テストのデメリットばかりを強調した内容で、公正に判断できない」と不満の声が出たため、校長会に全委員6人が出向いて意見交換した。

 席上、校長から、情報公開によりテスト結果が開示されることを危惧(きぐ)する意見が相次ぎ、校長全員が「序列化や過度の競争を引き起こす可能性が高く、共生による学びの学校づくりの理念に相反する」などと参加に否定的な見解を述べた。

 また、テスト結果が出るのに半年もかかることを指摘し「教育現場の改善に生かせない」との意見もあったという。

 要望書はこうした意見を集約するとともに「(参加する場合には)情報開示によって学校運営や教育活動に支障が起きないよう配慮を」と求めている。

 この結果について、市教委のある委員は「全校が全く同じ意見というのには驚いた。意図的なものを感じる」と話した。

 16日の教育委員会では情報公開のあり方を中心に話し合う。

毎日新聞 2009年2月11日 地方版 より
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by kansai-kozen | 2009-02-16 23:35 | 子どもの権利条約